会長挨拶


「インターネットを利用した、新しい科学技術学習環境の創造」

JASTOCS 日本科学技術オンライン講座協会
会長 鈴木潤

 このたび、同協会を設立いたしました、会長の鈴木と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本協会は協会名が表しますように、科学技術関連分野における、インターネットを利用した学習環境を構築すべく設立されました。
まだ設立されたばかりですが、日々皆様のお役に立てますよう、精進してまいります。

 昨今のインターネットの利用者は、ご周知のとおり非常に多くなり、様々なサービスがWEB上にて提供されております。
様々なモノ・人材・サービスがオンラインで行き交い、インターネットオークションまでも行われるようになりました。
また、手軽に、かつ時間にとらわれずに情報のやり取りが行える電子メールの普及により、
まさに情報が情報を呼ぶ、情報時代が到来したわけであります。
これも科学技術の進歩によるところが大きく、わが国の科学技術に携わる数多くのエンジニア・サイエンティストの方々の
並々ならぬご努力によるものと思い、深く敬意を表するものであります。

 一方、東南アジア・東アジアにおける科学技術の進歩は目覚しいものがあります。
わが国の経済発展の鍵を握るのは資源の乏しいわが国の、
唯一無二の資源である「人材」をいかに育成するかであると考え、
現在すでに普及しており、かつインタラクティブな情報交換が可能であるインターネットを用いた
科学技術学習環境を構築すべく本協会を設立することといたしました。

 科学技術の発展を担うのは、紛れもなく今の日本の学生たちであります。
しかしながら、大学における授業は高等学校・予備校のそれとは異なり、マン・ツー・マンの形態をとるまでには至らず、
多くの大学生がただ単位を取得するべく授業に出席し、進級のためにテスト対策をする光景をよく見かけます。

 もちろんテスト対策、進級対策はそれはそれで大切ではありますが、
彼らの学習意欲の低下傾向には、真摯に目を向ける必要があるのではないかと考えます。

 わが国の科学技術の今後を担う若者のこのような状況は、本人たちの責任ではなく、
その環境にあるものと考えます。
と言いますのも、これまで予備校界をはじめ、数多くの学習塾が中学・高校受験のためのサポートを行い、
子供たちの学習を手助けしてきましたが、
大学生に対するそのようなアプローチは多くはなく、
いくつかの予備校がいくつかの分野で出掛け手いるにすぎません。

 高等学校までは、両親の経済的な支援の下、学習塾や予備校に通うことも可能ですが、
大学入学後はその学費の高額さのために、なかなか予備校等に通うことは難しいように思われます。
また、高等学校までのような受験競争がないため、
大学入学後は学習や研究に対するモチベーションが低下していることも挙げられます。

 本協会は、このような現状を克服し、わが国の科学技術の進歩を継続させるには、
低額で、かつ学生本位の学習環境を構築することが不可欠であるとの考えの下に、
皆様のお役に立てるべく、そして今後の日本の科学技術の発展を願い、
日々努力してまいります。
皆様の御愛想をよろしくおねがいいたします。




会長プロフィール


 大学受験浪人時代に、大手予備校の化学の授業を受けて後、化学者となることを志す。
 受験勉強に飽き足らず、大学入学前にアトキンス物理化学要論やマクマリー有機化学を読破。
 大学1年で日本化学会会員となり、以後、積極的に諸学会に参加する。

 大学2年でアメリカカリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学。
 大学4年の12月には分子シミュレーション討論会で学会発表を行うなど、
 何事にも積極的かつ楽観的に取り組む姿勢から、「熱血君」と呼ばれる。

 大学学部時代に日本科学技術オンライン講座協会(ジャストックス)を設立し代表を務める。
 自身の経験をフルに活かし、現役大学生ならではのノウハウに基づいて、
 独自に考案・構築した「科学技術オンライン学習法」を展開。
 これまで何人もの友人・知人にその学習法を提示し、
 大学生の科学技術学習コンサルタントとしても活躍。

 メルマガ発行スタンド「まぐまぐ」にて、
 『大学生のためのデータベース式化学入門講座(無償版)』(廃刊)、
 『脱初心者!パソコン生活快適化講座』(廃刊)
 『化学英語論文を読みこなす!頻出単語をマスター』を主宰。
 また、「まぐまぐプレミアム」にて、『大学生のためのデータベース式化学入門講座(プレミアム)』を発行。(廃刊)

 更に、2005年7月からはアクセスアップ支援サイト”Traffic Matrix”を開設。

 会長の日記ブログはこちら→会長日記



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